最高のギタートーンのために

Kemperと出会っておよそ一年、
数々のレコーディングやプロファイリングを繰り返し
今の自分に最も必要な機材を見極めることが出来たので
思い切ってレコーディングチェーンを一新してみました。

上から順番に
・Fryette PS-1
Koch Twintone Mark III
・Suhr Badger Extension Cabinet
・Royer Labs R-121
です。


テストサウンドはコチラ


目玉となるのは新製品のFryette PS-1です。
こちらは説明が難しいのですが、
このサイズで6L6を2本内蔵している
モノラルのパワーアンプ、と一旦敢えて言ってしまいます。
しかしこのPS-1、一方で
アンプヘッドのスピーカーアウトとキャビネットの間に接続することで
アッテネーター的に動作します。


これまでのアッテネーターによくあった
音は小さくなるけど音質まで劣化してしまうという問題が
完全に解消されているだけでなく、
多くのギタリストを魅了するあのFryetteの
パワーアンプのキャラクターが付与されます。


Kochのアンプヘッドは、これも多くのギタリストから高く評価されている
Twintoneシリーズの三作目です。
2ch構成でクリーンからクランチ、ディストーションまで
トーンを作れるのは勿論のこと、
ディストーションの状態でギターのボリュームをコントロールすることによって
ほぼクリーンの域までトーンの魅力を損なわずゲインを下げることが出来ます。


Suhrのキャビネットは以前から使用していたもので、
CelestionのVintage 30が1発入っています。


そしてもう一つの目玉が音の入口となるRoyer LabsのR-121。
こちらはリボンマイクと呼ばれる非常に繊細なマイクで、
「耳で聴こえている音が録れる」とよく表現されます。
これまではSM57のようなダイナミックで近接効果を予想しながら
スピーカーの近くであれこれマイクを動かして
結局欲しい音が録れなかったのですが、
R-121に置き換えた瞬間に全ての問題が解決しました。


というわけで環境は揃ったのであとは使いこなすだけです。
今後のリードギターサウンドにご期待ください!