新譜growlよりcravingの動画を撮影しました

セレナーデの新譜growlより、cravingを一部抜粋して演奏しました。
いよいよ今週金曜日31日からAmazonタワーレコード等での販売が始まります。
皆様、お楽しみに!


というわけで、今回の動画の注目ポイント2点について簡単にご説明します。

  1. T's Guitars DST22 Deluxe

一目瞭然ですが、新しいギターを買ってしまいました。
T's GuitarsのDST22 DXです。
見た目や音もさることながら、一番気に入っているのがネックです。
元々メイプルネックのボルトオンのギターが大好きなのですが、
このDSTは、初めて握った瞬間に「あ、これは馴染む」とはっきりわかりました。
実際、買ったその日に動画を収録出来るほど手に馴染むギターは
稀だと思います。今までだと青Suhrくらい?


購入に至るまでに他にも何本かDSTを触ったのですが
どれも素晴らしいネックだったので、T's Guitarsは
非常に高いレベルでクオリティが安定しているのだと思います。


http://www.guitar-shop.co.jp/

  1. MAGIX Vandal

さりげなく新しく導入していたアンプシミュレータープラグインです。
音は以前から注目していたのですが、最近ようやく64bitに対応したので導入。
アルバム収録のテイクはTH2 + Recabinet3で録音しているのですが、
それと比べると割りと甘め(ギターのキャラもありますが)の音で、
しっかりと肉厚で詰まった感じの音が出ます。
ピッキングへの反応に関してはTH2の方が好みですが、
しっかり太く聴かせたい時にはこのVandalが非常に心強い味方となってくれそうです。


Vandalで一番驚いたのがキャビネットシミュレータの精度でした。
エンクロージャーや部屋による高域の吸収から、マルチマイク時の位相差、
スピーカーの振動とエンクロージャーの鳴りの比率の変更等、
非常に細かいところまで弄ることが出来ます。
使いようによっては、マイクを立てて録った時の
ややダークで埋もれた感じの音まで再現出来てしまいました。
Recabinetだと、どうしても既に収録されたIRから選ぶことしか出来ないので
これはハマると楽しくなるシミュレータだと思います。


http://pro.magix.com/en/audio-plugins/vandal/overview.1562.html


余談ですが、PositiveGridといいKuassaといいOverloudといい、
デモを全部Dimitar Nalbantovさんが弾いてるんですよね。
世界中のシミュレータ愛好家に知られてるんじゃないでしょうか彼。
2008年のGuitar Idolで一緒にCDに入ったことがあるので、
なんとも親近感が湧きます。