ピアノ

この曲のミックスで一番気を使ったのはピアノだと思います。
基本的には1トラックですが、曲の途中で役割がどんどん変わっていったので、
ピアノを4トラックに切り分けてそれぞれ異なるダイナミクス処理を施しました。
主役になるのか、奥で響き渡るのか等、用途に応じて
エフェクト処理を変えるだけでなく、
かなり積極的にボリュームオートメーションを書いて
人間的な表現に近づけてたりもします。ちょっと無理やりでしたけど。

ちなみにスピーカーシミュレーターを通したりもしました。


主要なパートについてはこんな感じでしょうか。
具体的な数値を使わずに書いてあるので
「結局のところどうやったん!?」って思われる方も多いかと思いますが、
ミックスにおいてはどういう音を狙ったか、という意図の部分を理解するのが
とても大事だと個人的に思っておりますので、
こんな書き方にしてみました。


読みながら聴き直してみていただけると
また違った楽しみ方が出来るのではないかと!