肝心の音はというと

肝心の音ですが、今までぼやけていた低域(特にベースの倍音)が
かなり鮮明に見えるようになりました。
また、ディストーションギターの前に出る部分が引っ込んで
音程感のある帯域が活かされるようになったことで
ドンシャリ感が薄まりややもこっとした印象に。
キックの一番下の部分(60Hz以下とか)は元々そこまで狂ってたわけでもないので
ちゃんと出てきます。


音圧についてですが、今まで膨らんでいた低域と
耳に飛び込んでくる3〜4kHzあたりが抑えられたことで、
かなり大人しい音になります。
この辺はTrimを上手く使ってくれってことなんでしょうね。


全体の音の感触の印象としては、
言葉で表現するのは難しいんですが
「かかっていたフェイザーをオフった」
ような感覚が得られました。


もう一つ注目したいのがリスニングポイントのスイートスポットの広がり。
今までは姿勢を変えたり頭や椅子を動かすと必ず音が変わっていたのですが、
補正をかけた後だと少しくらいなら頭を動かしても
同じような音で聴けるようになった気がします。多分。もしかしたら。