そこでちょっと考えてみる

問題なのは学力低下ではなく学習意欲低下なのではないでしょうか。
学ぶこと、即ち知らなかったことが解かることは純粋に楽しいということを
今の若者の一体どれだけが理解しているのでしょう。
数学が嫌いだとか英語が嫌いだとか言う人が非常に多いですが
それは理解することの楽しさを教えてもらえなかったという意味で不幸なことだと思います。
教えることが上手な人は、ただ単に教科書の内容を生徒に刷り込むだけではなく
その内容を理解することの楽しさまで教えられる人ではないでしょうか。
実際いい教員の授業は、内容がどれだけ難しくても楽しいですし。
まぁ子供たちに向かって学力低下云々の文句を言う前に
学ぶことの楽しさを子供に伝えられない大人の責任も考えてみるべきなのかなぁと。